グラフィティアーティストREMIOの”VANDAL LIFE’’ Next stop is Hunt Tokyo!!
先日、伊勢丹新宿で行われた、グラフィティアーティストREMIOの”VANDAL LIFE’’にて、
会場へ来れなかった方や遠方の方へ向けてオンラインでの展示/販売をHUNT TOKYOにて行います。
開催日時:
2024/06/01 (土曜) 11:00 OPEN ~2024/06/02 (日曜) 23:59 CLOSED
2日間のみの期間限定での発売となり、
当日11時よりご購入ボタンが公開されます。
VANDAL LIFEにて展示された絵のほかにアパレル、ジュエリーも販売します。
このすばらしい機会をお見逃しなく。
現在はパリを拠点とし、各国にファンを持つ人気グラフィティアーティストREMIOの作品がHUNT TOKYOに登場。アート作品からアパレル、ジュエリーまで、REMIOの世界観が詰まったラインナップです。
2日間のみ販売を行いますので期間には十分にご注意ください。
*インタビュー
─作品のインスピレーションや創作プロセスについて教えてください。
私のアートワークは、母の手書き文字や友達のタグ付けからインスピレーションを受けています。また、『Simpsons(シンプソンズ)』のようなアニメや日本の食品パッケージからも多くのインスピレーションを得ています。それらをすべて自分の中に留めておき、新しいアートを創作するときに潜在意識からアイデアを生み出します。それはとても自然で自由な方法です。
─これまでのキャリアで最も影響を受けたアーティストや作品は何ですか?
私は若い頃、Barry McGee(バリー・マッギー)やOs Gemeos(オス・ジェメオス)のようなアーティストにとてもインスパイアされました。彼らとは共に仕事をして、今では親しい友人です。
アニメでは、『Simpsons(シンプソンズ)』のほかにも、『Looney Tunes(ルーニー・テューンズ)、『Heathcliff(ヒースクリフ)』、『Transformers(トランスフォーマーズ)』などに影響を受けました。
また、1980年代にノルウェーで育った私が子ども時代にテレビで見た、東欧の奇妙なアニメにも影響を受けました。名前は覚えていませんが、私の記憶に深く刻まれています。
─今回、伊勢丹新宿店で初めて展覧会を開催するにあたっての思いや作品に込めたメッセージやテーマを教えてください。
このショーのコンセプトは、ハンドスタイルの力とヴァンダリズム(破壊行為)の芸術に焦点を当てることです。
私たちヴァンダル(破壊者)は、アーティストより下に見られがちです。しかし、私たちは何年もかけて技術を身につけ、高い創造性を持っています。
私たちのタグに含まれるニュアンスやディテールは、偶然のものではありません。すべての曲線、接続、矢印は、私たちにとって深い意味があります。長年の文化や歴史、伝統が私たちのハンドスタイルに隠されているのです。
─作品を制作する上でのスタイルや特徴はありますか?
最終的に、私のスタイルは「スピード」によって決まります。それはタグやドローイングを素早く実行するためです。
私が使用するアイコンからは、適用を速くするために線が取り除かれています。基本的な要素に絞るということは、私のメッセージを伝えるにあたって重要なことです。
─アート作品が社会や人々に与える影響についてどのように考えていますか?
私の目的は、良いエネルギーを広め、人々に自分の周りの世界に疑問を抱かせることです。
「それはどういう意味なのか?」「それは何を意味するのか?」このような疑問が一般の人々の心の中に生まれることを願っています。
グラフィティライターなら誰でも、その答えはすでに知っているでしょう、“REMIO WAS THERE!(REMIOは、そこに存在するという事を)”。
─今後の展望や新しいプロジェクトについて教えてください。
現在、私の作品とほかの現代アーティストの作品を紹介する新しいハイエンド・ファッション・ブランドを立ち上げています。<REMYNAO/レミーナオ>というブランドです。
これは、20年以上の友人で元HUF USAのヘッドデザイナーである、野方 尚武氏と共同で作ったブランドです。才能豊かで経験豊富な日本人デザイナーであり、ヴィンテージ・コレクターでもある彼は、膨大な知識を持っており、デザイナーおよびスタイルの先見者としてブランドに多くの経験をもたらしてくれます。
─アーティストとしてのキャリアでのハイライトや特別な瞬間は何ですか?
ストリートから、伊勢丹新宿店のようなスペースやワタリウムのような美術館、あるいは世界中の数多くのギャラリーに進出することは、私にとって大きな喜びであり、その経験によって新しいアイデアやテーマを探求することができました。私の人生におけるアートと、そのさらなる力に感謝しています。
─今回、作品を鑑賞する人々に伝えたいことを教えてください。
アート形式としてのグラフィティタグ(単色で描かれた文字のこと)の力をオープンに受け入れてください。
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